2021年05月05日 08:00
三つの注力領域
Strainer

若くして大成功を収めたものの、世間からは嫌われてしまった(ように思える)マーク・ザッカーバーグ。

プライバシーの問題などFacebookに対する批判は多いが、業績は堅調だ。1〜3月期の売上高は前年比48%増の262億ドル、営業利益は同じく93%増の114億ドルにのぼる。

問題はさておき、経営者としてのザッカーバーグが持つ先見性は随一のものだ。独禁法の観点から問題視されるInstagramも、買収当時は売上のないスモールチームに過ぎなかった。

先日の決算発表でザッカーバーグは、自身が見据える「三つの注力カテゴリ」について語った。そのうちの一つがかねてから投資を続けてきた「VR/AR」領域だ。

Facebookの「その他」売上高は、Oculus Quest 2の発売とともに急増。1〜3月にも7.3億ドルを売り上げた。三つの領域については先日の記事でご紹介したので、ぜひチェックしていただきたい。