2022年02月15日 11:00
Upwork、取扱高拡大で29%増収
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フリーランスのマーケットプレイスを提供する米Upworkは2月11日、2021年10〜12月期決算を発表。売上高は前年同期比29%増の1億3,690万ドル。営業損益は2,180万ドルの赤字となった。

Upworkは米クラウドソーシング大手のElanceとoDeskの合併により2015年に誕生。2018年10月にナスダック上場。本社はカリフォルニア州サンタクララ。

Upwork

同期の売上高の内訳は、マーケットプレイスが前年同期比29%増の1億2,540万ドル。マネージドサービスが同23%増の1,140万ドル。

また、取扱高は前年同期比35%増の9億8,000万ドル。直近12か月間のアクティブ顧客数は同22%増の77万1,000社。アクティブ顧客あたり取扱高は同15%増の4,599ドルまで拡大した。

2021年通期では、売上高は前年比35%増の5億280万ドル。営業損益は5,420万ドルの赤字。取扱高は同41%増の35億ドル。

Upworkのヘイデン・ブラウンCEOは、年間売上高10億ドルの目標を、これまでの2025年から1年間前倒しすることに言及。今後3年間で売上高の年平均成長率25%を目指すとしている。