2022年01月20日 13:33
ペプシコと植物由来ジャーキーの発売を計画
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米代替肉大手のビヨンドミートと飲食品大手のペプシコの合弁会社が、植物由来のジャーキーの販売を計画しているという。Bloombergが情報筋の話として報じた

ビヨンドミートは2009年に創業。2019年にナスダックに上場。本拠地はカリフォルニア州エル・セグンド。植物由来の人工肉を手がけ、2020年の売上高は4億680万ドル。全世界85か国、12万8,000店以上の小売店や飲食店が同社の商品を取扱う。

両社は2021年1月、合弁会社「The PLANet Partnership」を設立。植物由来の新たなスナックや飲料の開発・製造で協力することを発表していた。また、ペプシコのラモン・ラグアータCEOは2021年9月、両社の最初の製品を2022年初頭までに発売する目標を明かしていた。

Bloombergが公開したサンプル商品の写真によれば、このジャーキーは大豆やグルテン、遺伝子組み換え作物を使用しておらず、一食あたり10gの植物性タンパク質を含むという。

この話題に触れたCNBCでは、すでに植物性ジャーキーを販売する米食品大手のConagra Brands、その他複数の小規模スタートアップが両社の競合となる可能性を指摘している。