半年で評価額が10倍近くに
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NFTマーケットプレイス最大手の米OpenSeaが1月4日、シリーズCラウンドで3億ドルの調達を発表。評価額は133億ドルに達した。
OpenSeaは2017年創業のニューヨークに拠点を置くスタートアップ。クリプトコレクティブルやNFTを取り扱う世界最大のマーケットプレイスを運営。ユーザー数は60万人以上で、NFT出品数は8,000万を超える。
2021年7月には、シリーズBラウンドで1億ドルを調達。当時の評価額は15億ドルなので、およそ半年で評価額が10倍近くに膨れ上がったことになる。
デビン・フィンザー(Devin Finzer)CEOによれば、OpenSeaの取引量は過去1年で600倍以上に増加。過去30日間の取引高は24億ドルを超えたという。
資金の使い途については「カスタマーサポートと安全性の向上、幅広いNFTおよびWeb3への投資、人材獲得と製品開発」と言及。また、OpenSeaは暗号通貨用デジタルウォレットの米Dharma Labの買収交渉を進めているとの報道も。