1億7,400万人
Behind the Attraction Media Kit
ディズニーの動画配信サービスが拡大を続けている。
12日に発表された2021年4〜6月期決算で、有料会員数が計1.74億人にのぼった。そのうちDisney+が1億1,600万人(前年比102%増)を占める。
DtoC売上は42.6億ドル(前年比57%増)。営業損失は2.9億ドル(前年は6.2億ドル)に縮小した。Disney+は先行投資が続き損失を拡大したが、Huluの損益が改善。
『Disney+ Hotstar』をインド(2020年4月)、インドネシア(同年9月)、マレーシア(2021年6月)、タイ(同月)で展開。月額単価が低いため、Disney+の平均単価も4.16ドル(前年同期は4.62ドル)に縮小した。
好転したのは動画配信サービスだけではない。パーク事業は国内売上が26.6億ドル(前年同期は2.1億ドル)に回復。営業利益も200万ドルと、黒字を回復した。
海外パーク事業も売上5.3億ドル(前年同期は1.2億ドル)に回復。営業損失は2.1億ドル(同4.4億ドル)と縮小した。
全体売上は170億ドル(前年比45%増)。営業利益は10億ドル(前年は48.4億ドルの赤字)だった。コロナ影響が残る中、再成長に向けた取り組みが期待されている。