成長する動画領域に注力
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イー・ガーディアンが好調だ。8月2日に発表された決算で、3Q累計の売上高72.1億円(前年比26%増)、営業利益が13.8億円(同44%増)と大幅増益を果たした。
牽引するのは「ソーシャルサポート」事業。SNSなど様々なインターネットサービスを対象に、投稿監視、カスタマーサポートおよび風評調査などを提供する。
ブログ・画像監視で培ったノウハウを横展開、コロナ禍でも成長を続ける動画領域に注力した。導入事例にはUUUMも名を連ね、所属クリエイターが制作した動画のチェックを行っている。
フードデリバリーやキャッシュレス関連も寄与し、同事業の売上高は37.7億円(前年比59%増)と大幅に拡大した。今後も成長市場である「動画」案件の獲得に引き続き注力する方針だ。
サイバーセキュリティ事業にも力を入れる。ジェイピー・セキュア社で国内利用サイト数1位のソフトウェア型WAF、グレスアベイル社で国内初のコンテナ型WAF「GUARDIAX」を拡販。同事業の売上高は前年比72%増の4.7億円となった。