逼迫下でも販売台数を拡大
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Teslaは7月2日、2021年4〜6月期の車両生産・販売台数を発表。CEOのイーロン・マスクはともに20万台を超えたと成果をアピールした。
市場予想は販売台数で201,820台。現実は201,250台で、期待されていた水準には届かなかったことになる。
直近では多くの自動車メーカーが半導体不足による部品不足に悩まされてきた。2021年における自動車業界全体への影響は1,100億ドルにのぼると試算されている。
テスラも例外ではない。イーロン・マスクは5月末、コスト高騰にともなって車両の設計面での見直しを余儀なくされたとツイート。業界全体として価格の上昇圧力が強く、とりわけ原材料(Raw materials)が顕著だという。
先日発売された高級車種『Model S Plaid』の動向にも注目だ。6月11日には「次四半期に週数千台ペースへと増産する」と見通しにコメントしている。