ポストコロナに向けた戦略
Strainer
動画会議ツールを提供するZoomが急成長を続けている。
売上高は9.6億ドル(前年比191%増)に続伸、営業利益は前年比868%増の2.3億ドルとなった。成長投資も拡大し、営業利益率は前四半期と比べて低下。
一方、グロスマージン(売上総利益)は2四半期連続で改善。背景にあるのは、パンデミックとともに広がった急な利用増(と、その後の対応)だ。
2020年、Zoomは急増する需要に対応するため、AWSを中心とするパブリッククラウドを頼った。おかげで規模は担保されたが、グロスマージンは急降下。その後は自社データセンターを拡充し、徐々に改善に向かっている。
彼らにとって今後最大の懸念は、急増した需要の「反動減」。どのような戦略を立てているか、昨日の記事でご紹介した。是非チェックしていただきたい。