2020年11月18日 07:56
Huaweiが『Honor』売却へ
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中国Huaweiがサブブランド「Honor」を売却するというが現実となった。

声明では「Huaweiのコンシューマ事業は凄まじい圧力を受けている」と言及。モバイル事業で必要な技術的要素を利用できないことにも触れられた。

これは米国の制裁により、米国製の装置を使って半導体を製造できなくなったことを意味する。

売却によってHuaweiの販売パートナーがこの難局を乗り切るのに役立つと説明。完了するとHonorとの資本関係は完全になくなり、意思決定に関わることもないという。

売り先は販売パートナー

Honorは2013年より開始され、主に若者向けの低価格〜中価格帯ブランドとして展開してきた。販売台数は年間7,000万台を超える。Huawei全体の約3割に相当する。

売り先は「Shenzhen Zhixin New Information Technology Co., Ltd」。Huaweiの販売パートナーなどが設立した新会社で、30を超える代理店やディーラーがこの買収を提案したという。