中国の電気自動車メーカー「Nio」が発表した7〜9月期決算は、最終損益が10.5億元（≒1.5億ドル）の赤字だった。

• 売上は前年比2.5倍の45億元（≒6.7億ドル）
• 営業損失は9.5億元（≒1.4億ドル）
• 販売台数は合計12,206台に。前年比2.5倍

新商品の販売も

• 大型SUV「ES8」の新版（4Q19に発売）が牽引
• ES8と比べやや小型な「ES6」は3,530台を販売
• 同じく小型のクーペSUV「EC6」は9月より納車開始、今四半期は16台を販売
• 4Qの販売台数は16,500台から17,000台を予定、売上は9.2〜9.5億ドルを見込む

2020年10月には過去最高となる5,055台の販売を実現。バッテリー・アズ・ア・サービス（BaaS）や、独自技術を使った新バッテリーの発表なども行っている。

あのイーロン・マスクも中国のEVメーカーに対しては一部評価している部分がある。Nioが今後、どれだけ本格的な成長を遂げられるかは注視したい。