かなり大きな目標
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ANAグループは5月20日、バーチャルトラベルプラットフォーム「SKY WHALE」の開発・運営を担うANA NEO(株)を設立したことを発表。
航空会社として培った知見、マイレージプログラムやアバターロボット「newme」で提供する各種サービスなどを最大限活用し、事業モデルのデジタル化を目指す。
「SKY WHALE」はスマホやタブレットからアクセス可能な旅のプラットフォームとして2022年の開始を予定。「時空を超える旅客機」をコンセプトとし、「Skyパーク」「Skyモール」「Skyビレッジ」の3つから構成する。
Skyパーク:3D CGを駆使した旅のテーマパーク。世界の都市や絶景スポットを舞台に、誰もが楽しめる新しい旅行体験を提供
Skyモール:空港でのショッピングをイメージした仮想ショッピング空間。家族や友人とモール内を歩き、イベントも楽しめる
Skyビレッジ:未来の街をイメージ、仮想スマートシティ実現を目指す。医療・教育・行政などのサービスをそこで展開
ANA NEOには、元スクエニの田畑端氏が2019年に開始したゲーム開発スタジオ「JP GAMES」も出資。音楽企画監修には葉加瀬太郎氏も名を連ねる。2025年度には仮想旅行で延べ入場者数5,900万人を見込み、新事業の累計売上高およそ3,000億円を目指すという。