ニンジャラ、世界で人気
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かつて『パズドラ』で一世を風靡したガンホー・オンライン・エンターテインメントが好調だ。2021年1〜3月期の売上高は前年比46%増の291億円、営業利益は101%増の106億円だった。
『パズドラ』は2月20日に9周年を迎え、記念イベントを実施。3月20日には国内5,700万ダウンロードを突破した。
成長著しいのは2020年6月にNintendo Switch向けでリリースした『ニンジャラ』だ。ダウンロード数は600万件を突破し、「もう少しで700万ダウンロードになる」という。
最もユーザー数が多いのは北米で、次に日本、フランス、欧州諸国と続く。グローバルタイトルとして「一つ成果が出せた」と自信を見せた。
『ニンジャラ』はシーズン制のゲームで、すでにシーズン5まで更新を重ねる。政府から弾圧を受けて世界へ散らばった忍者たちが、最強の忍者を探し出す競技大会「ニンジャラ」に出場する設定。最大8人でのバトルロイヤルが基本だ。
テレビや漫画、グッズ販売といったクロスメディア展開にも注力。漫画はすでに第2巻が出ており、『月刊コロコロコミック』で連載中。
スマートフォンや家庭用ゲーム向けに7本の新作パイプラインを進める。『パズドラ』など既存タイトルの最大化にも引き続き注力し、「世界一のエンタメ企業」を目指す。