デリバリー構成比が6割超に
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Uberが5月5日、2021年1〜3月期決算を発表。売上高は前年比10.6%減の29億ドルとなった。
調整後EBITDAは3.6億ドルのマイナス。前年から2.5億ドル、前四半期から9500万ドル改善した。
プラットフォーム全体のアクティブ利用者数(MAPCs)は9800万人と、前四半期比で500万人の増加。5500万人にまで落ち込んだ前年の2Qから回復が続く。
デリバリー事業は高成長を維持。同セグメントの取扱高は前年比2.7倍の125億ドル。全体に占める構成比は63.8%と前年から34.1ポイント上昇。 調整後EBITDAは1.1億ドル改善し、2億ドルのマイナスとなった。
モビリティ事業の取扱高は前年比37.7%減の68億ドル。前年比では低水準に沈むが、ワクチン接種の進展で回復傾向にある。今年3月には感染が本格化した前年3月以降で最大の取扱高を記録した。
5月4日には、日用品などの配送を手がける「Gopuff」との提携を発表。6月からUber Eats経由でGopuffが抱える2500超のアイテムを注文できるようにし、デリバリー事業のさらなる強化を進める。