「人類、月に行けるっす」
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先週金曜日、SpaceXは『Crew-2』発射後にNASAとの共同記者会見を実施。2024年までに月への飛行を実現させるという目標について語られた。
イーロンは・マスクは会見で「月に半世紀以上も行っていないのは長すぎる。月に永続的な拠点を作るべきだし、火星に都市を築いて複数惑星で暮らす種になるべきだ」と持論を展開した。
NASAとSpaceXの契約額は28.9億ドルにのぼり、宇宙飛行士を月に着陸させる「Human Landing Systems」プログラムではStarshipロケット複数バージョンの開発を進める。
「今は確信できる」
有人飛行を民間会社に委ねることには懸念もある。2015年にはSpaceXの『Falcon 9』ロケットがNASAのミッション飛行中に爆発。2016年にはエンジンテスト中に爆発した。
それにも関わらず、NASAはSpaceXの可能性を評価している。再利用による低コスト化で、飛行回数を大きく増やせるかもしれないのだ。イーロンは会見で「最近、完全かつ迅速な再利用(ロケット)は実現できると思うようになった。長い間確信できずにいたが、今は確信できる」と述べた。
2024年までに月に行くという目標も「可能だと思う」という。それ以上に短期を目指すとも。