2020年11月16日 08:03
飲食・小売向けスマートCRM
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飲食店や小売店向けにスマートCRMサービスを提供するビートレンドも、11月12日に東証マザーズへの新規上場を承認された。

  • 売上高は3Q累計で6.3億円、経常利益は0.8億円
  • 2000年から開始しているメールマーケティングサービスはARRが3億円まで減少
  • 2014年リリースのスマートCRMサービスはARR3.2億円に急拡大

ビートレンド

一蘭も利用するチェーン店向けCRM

  • 『btrend』のターゲットは、実店舗を多数展開する企業
  • 顧客は、消費者の氏名やメールアドレス、住所、性別、生年月日、職業などの属性データや、来店回数、日付、ポイント数などの利用データを管理できる
  • メール配信やアプリプッシュ通知などを通じて消費者とコミュニケーション可能
  • 人気ラーメン店『一蘭』や大丸松坂屋百貨店が導入

国内SaaS企業の新規上場が相次ぐ。物販系の企業にはコロナ影響で成長が横ばいになりながら上場申請しているものもあるが、着実な成長を続けているのはSaaS企業ならでは。

ビートレンドの想定発行株価は2,680円。上場時発行済株数は1,028,800株を予定。想定時価総額は27.6億円ということになる。