2021年03月18日 07:00
ビズリーーーチ!
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転職サイト「ビズリーチ」を展開するビジョナルが3月17日、東証マザーズへの新規上場を承認された。

2007年に設立され、2009年よりビズリーチ事業を開始。プロフェッショナル人材に特化した転職プラットフォームとして事業を拡大した。人材管理SaaS「HRMOS(ハーモス)」なども展開する。

  • 2020年7月期の通期売上高は258.8億円
  • 同じく営業利益は21.9億円
  • ビズリーチ事業は売上209.5億円、営業利益92.3億円(全社費用含まず)

ビジョナル

ビズリーチ会員のうち、職務経歴書を公開する「スカウト可能会員数」は2021年1月末時点で123万人に拡大。累計導入企業数は1.6万社にのぼる。

企業が人材に直接アプローチする「ダイレクト・ソーシング」を日本に持ち込んだ。優秀な人材をより速く低コストで採用できる。求職者も、知り得ない企業からのアプローチにより、キャリアの選択肢が広がる。

直接採用企業からのプラットフォーム利用料や採用成功報酬のほか、ヘッドハンターや求職者からの売上もある。求職者は無料でサービスを利用できるが、一部課金機能が存在する。

想定発行株価は4,350円、 上場時発行済株数は35,591,100株。想定時価総額は1,548.2億円の大型IPOとなる。