世界が注目する人工肉メーカー「ビヨンド・ミート」2019年は売上3倍の急成長
ビヨンドミート

アメリカの「人工肉」メーカーの代表格、ビヨンド・ミート(Beyond Meat)が急成長を続けています。

四半期売上は9,848億ドルで、前年比3倍。営業損益はマイナス93万ドルということで、赤字幅も大きく縮小しました。

売上構成をみると、リテール(小売)とレストラン・フードサービス(卸売)という2つの販路がともに急拡大しています。

大きな注目を集める人工肉メーカー「ビヨンド・ミート」。2019年にどんな成果を成し遂げたのか、決算報告の内容を紐解いていきましょう。

鶏だけで年間650億羽が消費されている

まず事業内容から一応おさらいしておくと、「リアル肉」を物理的に模倣することで、限りなく本物に近い「人工肉」をつくり、小売や卸売で販売するという会社です。

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