メタ・プラットフォームズ1Q決算 ”AI駆動型”成長に向け設備投資を最大720億ドルへ引き上げ

メタ・プラットフォームズは2025年1〜3月期(Q1)を、AIインフラへの攻めの投資で幕開けしました。ザッカーバーグCEOは「今年はAIで業界の分水嶺になる」と語り、四半期売上高は423 億ドルで前年比16%増となりました。
増収の主因は生成AIを組み込んだ広告プロダクトの改善であり、同社は「AIを軸に次の10年を設計する」と宣言。1日あたり34億人が利用するファミリーオブアプリ(FoA)は、広告単価10%上昇とインプレッション5%増に支えられ、広告収入414 億ドルを計上しました。
ザッカーバーグ氏は広告効率、エンゲージメント改善、ビジネスメッセージング、Meta AI、AIデバイスという五つの成長ドライバーを列挙。その土台には生成AI、およびインフラへの巨額投資があります。今回の記事では、そんなメタの最新決算について紹介します。