バークシャー・ハサウェイ「株主への手紙」2024年版:ウォーレン・バフェットは何を語った?
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ウォーレン・バフェットが率いるバークシャー・ハサウェイが先日、2024年版「株主への手紙」をホームページ上に掲載した。本記事ではそこから重要なポイントを拾って紹介したい。
冒頭で真っ先に述べられたのが「間違い」についてである。2019年から2023年までの「株主への手紙」でバフェットは、mistake、errorという単語を16回使用した。多くの巨大企業では決して使われることがなく、取締役会では「禁句」とされていると揶揄した。
相棒のチャーリー・マンガーはこの世を去り、バフェット氏も94歳になった。後継者とされるグレッグ・アベルがCEOになり、この手紙を書くまで長くはかからないだろうと述べた。アベルもバフェット同様、株主への報告に関する価値観を共有しているという。