米Zoom 3Q決算「AIファースト」掲げ新機能続々、周辺製品も好調で売上(少し)拡大
Zoom Video Communications

動画会議ツールのZoom Video Communicationsが11月25日、2024年8〜10月期決算を発表。売上高は前年比3.6%増の118億ドル、営業利益は同じく7.9%増の18.3億ドルだった。

エリック・ヤンCEOは10月の『Zoomtopia』イベントで数々のAI機能をお披露目したことをアピール。「AIファースト」な業務プラットフォームとして差別化するビジョンに邁進していることを強調した。

業績は徐々に拡大しているが、足元では利益が弱含んだ。その一方で株価は今年8月を境に持ち直し、時価総額は274億ドルに拡大。株価収益率は約29倍、手元キャッシュ(約77億ドル)を考慮した場合は約21倍となっている。

ヤンCEOが特にアピールしたのが『AI Companion 2.0』。Zoom上で使えるAIアシスタントの新バージョンだ。直近では、社名から「Video」を取り払うことも発表(Zoom Communicationsとなる)。そんな同社の動向について、最新決算をもとに紹介する。

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