日本最大のコレクターショップ「まんだらけ」が好調。オークションなど海外向け販売も拡大
古物店の経営で知られる「まんだらけ」が好調だ。11月14日に発表された2024年9月期決算で、売上高は144.6億円(前年比12.5%増)。営業利益は20.8億円(同10.8%増)だった。
まんだらけは1987年に設立。ルーツは1980年に中野ブロードウェイ内に開店した「まんが古書店」。中野ブロードウェイはショッピングセンターと集合住宅の複合ビルで、「サブカルチャーの聖地」としても知られる。
創業者で現会長の古川益蔵氏は、かつて存在した漫画雑誌『ガロ』などで活躍した漫画家。「精神世界」を探求し、「宇宙全史」というWebサイトを運営していたりとユニークな側面も知られる。今回は、そんな「まんだらけ」について開示資料をもとに紹介する。