現存するREITの約半数に関与、会計コンサル「令和アカウンティングHD」が新規上場へ
令和アカウンティング・ホールディングスが11月18日、東証グロース市場への新規上場を承認された。上場日は12月23日を予定している。
会社を立ち上げたのは、前代表取締役の須貝信氏。1989年に税務業務や会計コンサルティング業務で独立後、2003年に「平成会計社」(税理士法人)として法人化。
やがて休眠会社の全株式を譲り受ける形で株式会社を取得、HSKコンサルティング(株)として会計に係るコンサルティング事業を始めた。事業承継を見据えた結果、税理士法人は税務業務に特化し、株式会社側は会計コンサルティングを軸に上場を目指すことにした。
その後、税理士法人は「令和会計社」、株式会社は「令和アカウンティング・ホールディングス」へと商号を時代に合わせた。今回、新たに上場することになったのが後者というわけだが、業績は堅調。2025年3月期は売上49億円、営業利益11億円を見込んでいる。