動画会議ツールのZoom、株価低迷も現金積み上がり75億ドル。AI機能で打開なるか?
Zoom Video Communications

動画会議ツールを手がける米Zoomが8月21日、2024年5〜7月期決算を発表した。売上高は前年比2%増の11.6億ドル。営業利益は同じく14%増の2億ドルだった。

会社全体の成長率が横ばいとなる中、株式市場における評価は低迷。年初来株価は12%以上も落ち込み、時価総額は186億ドルとなった。決算発表後の時間外株価は執筆時点で2.9%ほどの上昇となっている。

安定したキャッシュフローにより、現金同等物と投資有価証券の合計は75億ドルに拡大。今のZoomには、年間16億ドルものフリーキャッシュフローを生み出す力がある。ネットキャッシュを考慮した企業価値に対する「利回り」は10%を超えている。

エリック・ヤンをはじめとする経営陣は、Zoomという会社をどうしていこうとしているのか。今回も新たな決算をもとに、同社の近況と今後の打ち手について紹介する。

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