2020年から株価3倍超え!菓子メーカー「カンロ」が伸びている理由
カンロ

菓子メーカーのカンロが、このところ業績を大きく伸ばしている。

カンロといえば『カンロ飴』『健康のど飴』『ピュレグミ』などを主力とする会社。その歴史は古く、創業は1912年にさかのぼる。1973年には三菱商事との業務提携を行い、現在においても同社が30%を近くを握る筆頭株主だ。

Finboard

カンロは2020年までの十年間、売上高200億円前後をキープしてきた。営業利益は多い年で10億円ほど。ところが2021年には営業利益が12.6億円に拡大し、過去最高を更新。2023年には33.9億円に増えた。株価もこの3年で3倍以上に伸びた。

一見すると大きな変化もなさそうにも思える伝統的菓子メーカーは、いかにして変貌したのだろうか。今回の記事では、カンロが進めてきた経営上の転換について紹介する。

1955年に『カンロ飴』を発売

まずは2020年までのカンロについて確認しよう。

続きを読むには

Strainerプレミアムに
ご登録いただく必要があります。

初回30日間無料体験実施中!

無料で続きを読む
または
ログイン