SaaS連携データベース「Yoom」特集(下)波戸﨑社長「Excel並の簡単目指す」
Yoom

データベースを基軸として複数のSaaSと連携し、業務フローを自動化できるサービスを展開するYoom(ユーム、東京都千代田区)。エンジニアの知識がなくても誰でも操作できる、SaaS時代の「ハブ」となるべく開発を進めている。

波戸﨑駿社長は「ノーコード」で利用できる点にこだわり、利用者を選ばない簡単な操作性の実現を掲げてきた。前回の特集(上)に続いて、プロダクト開発の考え方や優位性、展望をインタビュー形式で紹介する。

親世代でも使えるサービスに

Yoomの波戸﨑駿社長=Strainer

2013年同志社大卒、じげん入社。2度のM&Aや提携など20以上の事業運営にかかわり、2019年TimeTechnologies創業。2022年6月同社をブレインパッドに売却し、Yoom設立

ーー開始から1年強で「Yoom」を1000社が利用しています。現状に対する満足度を教えてください。

プロダクトとしてはまだまだで、もっともっと簡単にしなくてはいけない。将来はExcelのように誰でも使える状態にしたい。自分の親の世代も含め、幅広い世代と業界業種で利用されるサービスを目指す。

導入社数は最初から追わず、目標にも設定していない。要望を聞き、課題を知り、「まだまだ」と日々開発している。「誰でも使える」なら数万、数十万社に引き上げなくてはいけず、まだ一歩目にも達していないと思っている。

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