Robinhoodを猛追する「M1 Finance」そのスーパーアプリ戦略の全貌

2021年にユニコーン企業となり、Robinhoodを猛追する存在となった「M1 Finance」。投資用途として始まった同アプリは、ここ数年で領域を広げて「スーパーアプリ」になりつつある。

本記事では、競合であるRobinhoodと対比させながら、M1 Financeがどのようにスーパーアプリとして進化しているかを追う。そこで見えてきたのは、もはや必然とも感じられるM1 Financeの成長戦略である。

Robinhoodとの違いは「顧客層」

M1 FinanceとRobinhoodは、どちらも「手数料無料の投資サービス」という点で共通する。M1 Financeから見ると、先行する競合として引き合いに出されることが多いのがRobinhoodだ。

Robinhoodは米国で一大人気を誇るトレーディングアプリであり、入金済みアカウント数は2000万人を超える。目標とするのは、投資初心者にとって「最良の場」となるというものだが、それゆえの弱点もある。

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