今、世界が注目する「ジャパニーズ・ウイスキー」の歴史

今、アメリカや中国など海外でもブームを巻き起こしているのが、ジャパニーズ・ウイスキーです。
日本のウイスキー産業は、1983年ごろにピークを迎えましたが、その後は嗜好の変化などもあって2008年まで減少の一途を辿ります。
ところが、ここ10年で国内のウイスキー販売量は倍増。「原酒が足りない」と言われるほど、需要が増大しているのです。
そこで今回は、そもそも「ジャパニーズ・ウイスキー」とはどういうものなのか、なぜイギリスの植民地だったわけでもないと日本でウイスキーが発展したのか。歴史を辿ってみたいと思います。
ウイスキーの語源は、ゲール語(ケルト語の一種)の「ウィシュケ・べァハ」。「命の水」という意味だそうです。