556億ドルの巨大市場へ?中国スタートアップメディア「36Kr」がIPO申請
36Kr Holdings Inc. 関連資料

中国の「36Kr Holdings」が、NASDAQに新規上場を申請した。中国スタートアップに特化したメディア「36Kr」を運営しており、勃興する中国スタートアップの情報源として注目されてきた。

2018年の売上は2.99億元(≒4,357万ドル)で、前年から+148%の増収。2019年上半期は同じく2.02億元(≒2,941万ドル)で、前年比+179%の増収となった。営業利益は、2018年には4,559万元(≒664万ドル)で、前年の1,101万元から大きく拡大。上半期には赤字になる季節性があり、2019年上期は▲4,992万元(≒▲727万ドル)のマイナスとなった。

今回は、新たにNASDAQへのIPOを申請した「36kr Holdings」とはどういう会社なのか、歴史とビジネスモデル、財務状況などについてチェックしたい。

月間平均3.47億PV(SNS含む)

36Krは、2010年12月に開始した。初めは世界を代表するビジネスモデルやテクノロジー、経営手法を中国の事業家に紹介することに特化し、「ニューエコノミー」に関する知識を得たい投資家が徐々に集まった。

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