『銀のさら』はシェア50%!多ブランド「複合化戦略」で売上200億円を目指す「ライドオンエクスプレス」
今回は『銀のさら』などを運営する「ライドオンエクスプレスホールディングス」(証券コード: 6082)に迫ります。
(公式HP)
今では宅配寿司でおなじみのライドオンエクスプレスですが、その始まりは意外にも「サンドイッチ屋さん」でした。
現在も社長を務める江見朗氏は高校卒業後にアメリカで7年近く寿司職人として働き、30歳のときに日本へ帰国。
1992年4月に副社長の松島和之氏と岐阜でサンドイッチ店「サブマリン」をオープンします。
当時はサブウェイなども進出しておらず競合が少なかったため、10店舗以上を構えるまでに成長。
夜の時間帯に売上が伸びない状況を打破するため、彼らは1998年に宅配寿司事業へ参入しました。
名古屋を中心にフランチャイズ店舗を広げていき、2000年に『銀のさら』の商標を取得、その翌年から全国展開を開始します。
2004年に宅配釜飯『釜寅』の1号店をオープン。
2008年にはレストランデリバリーサービス「ファインダイン」事業を買収します。
2011年に500店舗を突破し、2013年にマザーズへ上場。
新ブランド『すし上等!』を立ち上げるなど着々と事業を拡大してきました。
18/3期の売上高は191.4億円、19/3上半期時点では94.2億円。
営業利益は10.0億円で営業利益率は5%前後で推移しています。
ライドオンエクスプレスの宅配事業では大きく3つのブランドを展開しています。