Roku 3Q決算:売上成長率73%に加速、TV広告のストリーミングシフトが顕著
Rokuが11月5日(現地時間)に発表した7〜9月期決算は、最終損益が1,295万ドルの黒字だった。黒字転換である。
その成長は目覚ましい。売上高は前年比73%増の4.5億ドル、営業損益も1,197万ドルの黒字に転換した。
馴染みのない方向けに説明すると、Rokuは「メディアストリーミング端末」を提供する企業。プレイヤーをテレビに差し込めば、Netflixなど様々なストリーミングコンテンツを視聴することができる。
買ったらそのまま使える「Roku TV」も販売。無料の番組配信チャンネル『The Roku Channel』を提供し、課金しなくても視聴を始められるのも特徴だ。
端末自体を購入する必要はあるが、Roku自体は原則無料で使える。Netflixを見たければ、Roku上で課金することになる。あらゆるストリーミングコンテンツを束ねるプラットフォームである。
Rokuの売上は、大きく2種類に分けられる。