おはようございます。 2021年も間もなく3分の2が終わろうとしています。
この衝撃的事実に何か引っ掛けようと色々考えてはみたのですが、あまり思いつきませんでした。3分の2といえは角度的には240度ですが、世の中には「240度開脚」ができる人もいるそうです。
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米国の後払い決済サービス(BNPL)大手Affirmは27日、Amazonとの提携を発表。株価は時間外取引で一時40%前後も上昇、注目を集めた。
内容はもちろん、Amazon.com上でAffirmによる後払い決済が利用できるというもの。一部ユーザー向けにテストを進めており、数カ月内により多くの利用者に向けて開放する。
Affirmは2012年、PayPal創業メンバーの一人であるマックス・レブチンが創業。ネット通販事業者の成約率を高める決済ツールとして2013年にサービスを開始した。
オーストラリア発のAfterpayや欧州初のKlarnaが延滞料(late fee)によって批判を集めてきたのとは対照的に、Affirmは「延滞料を取らない」。消費者に向けた「誠実さ」が売りだ。
これまではShopifyがAffirmと連携、SquareがAfterpayを買収するといったニュースが業界を賑わせてきた。今後は二社連合の競争が激しくなると思いきや、そこにAmazonがなだれ込んできた。
これによってAffirmは、世界有数のECプラットフォーム二社と提携することになる。どちらもグローバルに消費者を抱える。Affirmの業績が今後どのように運ぶか注目したい。
Zoomが8月30日、2021年5〜7月期決算を発表。パンデミックから一巡して成長率が鈍化する中、新たな取り組みが奏功していることをアピールした。
売上高は10.2億ドル(前年比54%増)、営業利益は2.95億ドル(同57%増)。
従業員10名以上で利用する顧客は50.5万社(同36%増)。ネットエクスパンションレートは13四半期連続で130%を超え、アップセルも堅調だった。
直近1年で売上10万ドル以上をあげる大口顧客は2,278社(同131%増)と急増。同じく100万ドル以上の超大口顧客は156社(77%増)となった。
中でも力強いのは、法人向けのクラウド電話ソリューション『Zoom Phone』だ。ARR10万ドル超えの顧客は317社(241%増)、100万ドル超は21社(4倍)にのぼった。
7月には昨年発表していた『Zoom Apps』をローンチ。50以上のアプリと連携、例えばAsanaと連携すれば動画会議中にタスクを作成することもできる。
株価は昨年10月から低調だ。今回の発表後も時間外で10%以上の下落となっている。このままいけば、時価総額1,000億ドルを割ることになる。
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米国のAIレンディング・プラットフォーム「Upstart Holdings」。
Google出身のデイヴ・ジロウアードによって2012年に立ち上げられ、2020年末にNASDAQ上場。株価はIPO時からすでに10倍以上に高騰するなど、市場からの注目度は高い。
伝統的な貸付と比べて27%多くの借り手を承認。平均APR(年利率)は16%ほど低い一方、貸倒れ率は一般的なモデルと変わらないという。
2020年のパンデミック下ではローン取扱高が大きく減少したが、思わぬ形で優位性が顕在化する形にもなった。昨日の記事でご紹介したので、ぜひチェックしていただきたい。
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