おはようございます。 人型ロボット「Pepper」がrinna社のAI会話エンジン新版を採用することが発表されました。
rinna社は、MicrosoftからスピンアウトしたAI開発企業。その100%を保有するBombax Corporationは今年7月にシリーズAラウンドでの資金調達を行い、評価額がユニコーン規模に達したと公表しています。
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Teslaは8月19日、自動運転技術などを紹介する「AI Day」を開催。開発を進めるAI技術について、同社を代表する技術者たちが解説した。
中でも注目を集めたのが『Tesla Bot』。開発予定のヒューマノイド型ロボットだ。
CEOのイーロン・マスクは「Teslaは間違いなく世界最大のロボット会社。自分たちがつくる自動車はホイール付き半感覚ロボットのようなもの」と持論を展開。
開発する自動運転技術はヒューマノイド型にも活用できるとし、来年中にプロトタイプを作る考えを示した。
目指すのは、危険で繰り返し発生する退屈な仕事を代替すること。フレンドリーで、物理的に人間より弱いことを想定する。
移動速度は時速5マイル(8km)程度とし、走って逃げるのは一般に難しくない。ユースケースは車両の組み立てから、食料品の買い出しなど。
「経済は労働力によって支えられている」とマスクは言う。
ヒューマノイド型ロボットが実現すれば労働力の制約がなくなり、ユニバーサル・ベーシックインカムが必要になると話した。「資本設備が労働力によりもたらされるなら、経済の上限はあるのだろうか?たぶんない」とも。
Adobeは8月19日、クラウド型動画コラボレーションプラットフォーム『Frame.io』を12.75億ドルで買収することを発表。
Frame.ioは2015年にサービスを開始。動画制作業務におけるワークフローを効率化することで、100万人を超えるユーザーを集めた。
動画制作は「ここをこうしたい」のオンパレードだ。Frame.ioでは、フレームごとに正確にフィードバックを加えられる。映像内に線や矢印を加えたり、承認プロセスにも対応。
『Final Cut Pro』や『Premiere Pro』『After Effects』など主要な動画編集ツールとも連携。言うまでもなく、後者二つはAdobe製品だ。
背景として挙げるのが、パンデミックで加速したリモートワークの普及だ。動画制作の需要は拡大する一方で、より多くのコンテンツが必要とされている。
編集者やプロデューサー、顧客など、多様なステークホルダーとの合意も必要だ。現状は複数のツールに分散しがちだが、Frame.ioなら動画を完成させるまでのフローを一元化できる。
Adobeは「コラボレーションは、クリエイティビティにおける次の波だ」と強調。コラボレーションツールを内包することで、数ある製品群をさらに強化できることを示唆した。
Strainer
誰でも簡単に使えるWebサイト作成ツール「Wix」。2006年より創業し、イスラエル発企業として有数の成功を勝ち取った。
登録ユーザー数は今や2.1億人以上。北米以外の売上が42%にのぼるグローバル企業だ。
2013年の上場直後、成長戦略として重視したのはマーケティング、海外展開、そしてR&Dの三つ。有料課金の60%弱をオーガニックとしつつ、マーケティング支出を積極化していった。
そして近年、Wixは新たなフェーズに突入している。上場後の成長経緯と直近の取り組みについて、昨日の記事にまとめた。ぜひチェックしていただきたい。
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