おはようございます。 1928年の今日、オリンピックで日本人が初めて金メダルを獲得しました。
獲得したのは三段跳びの織田幹雄選手。旧国立競技場にはこのときの記録、15m21cmの高さの「織田ポール」が備え付けられ、数々の名場面を見守りました。現在はナショナルトレーニングセンターにお引越ししています。
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『権八』『モンスーンカフェ』などを展開するグローバルダイニングは7月30日、通期業績予想の上方修正を発表した。
前回発表時は売上高60〜70億円を見込んでいたが、今回予想では95億円。営業損益も5億円の赤字から収支ゼロの範囲で計画していたが、7.8億円の黒字に上方修正した。
上半期の売上高は前年比92%増の47.1億円。苦境の飲食業界において、文字通り「一人勝ち」状態となっている。
周知の通りだが、グローバルダイニングは緊急事態宣言や「まん防」下でも商業施設以外で通常営業をつづける。前年同期は大幅な売上減にあえいだが、今年4〜6月は2年前の売上を上回った。
グローバルダイニングの総店舗数は42店舗。コンセプト(営業形態)ごとの上期売上高は、「ラ・ボエム」が13.1億円(前年比89%増)、「モンスーンカフェ」が9億円(52%増)、「権八」が10.8億円(82%増)など。
上期に稼いだ営業キャッシュフローは9.5億円と、前年同期のマイナス2.3億円から大きくプラス転換した。一方、2月には総額6億円の借入を実行、3月末期限の短期借入金についても借り換えを行うなど、財務基盤の強化に努めた。
KADOKAWAグループが好調だ。2021年4〜6月期の売上高は520億円(前年比11%増)、営業利益は58.7億円(同64%増)と大幅増益を果たした。
中核の出版セグメントは前年比151%もの増益を果たし、営業利益53.9億円。売上高は321億円(同9.8%増)だった。
紙書籍は9.6%の増収にとどまったが、電子書籍の売上高が19.6%もの増加。市場の成長に加え、他社ストアでのキャンペーンもあり高成長を果たした。
電子書籍の販売が伸びたことで収益性も改善。権利許諾収入が寄与したほか、書店に導入している独自システムにより、紙書籍の返品率も30.8%に改善した(前年同期:33.1%)。
映像セグメントも前年の2.6億円赤字から10.4億円黒字へと大幅改善。収益性の高いアニメ事業が売上二桁増となり、人気シリーズなどでの権利許諾収入も引き続き貢献した。
『ニコニコ(niconico)』を展開するWebサービスセグメントではプレミアム会員が減少したが、有料生放送やギフティング、広告など課金機会の拡大により増収増益を果たした。
教育事業の成長が続き(+29.6%)、「その他」セグメント売上も54.6億円(前年比25%増)に伸長。IP体験施設を運営する「コトビジネス」が苦戦し、教育事業への先行投資もあって赤字基調はつづく。
KADOKAWAは7月1日より夏野剛氏が代表取締役に就任。注目を集める中で「ABEMA Prime」での発言が問題視され、役員報酬の20%減額(3か月間)を発表した。
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Amazonの成長鈍化が鮮明だ。パンデミックの特需は一巡し、主力のEコマース事業が減速。2Qの売上高は直近3年間で初めて市場予想を下回った。
そんな中、成長が加速した領域が2つある。1つ目が「AWS」だ。大口顧客の獲得が順調で、グループ全体の営業利益の54%を稼ぎ出した。
もう1つは「広告事業」で、前年比の増収率は実に87%。コマース領域での圧倒的なデータ量を武器に、デジタル広告市場のシェアでGoogleとの差を縮めている。
7月に創業者のジェフ・ベゾスがCEOを退任し、新体制になったばかりのAmazon。その現況について、先日の記事でご紹介した。是非チェックしていただきたい。
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