おはようございます。 英国の実業家リチャード・ブランソンは11日、自身が創立した「バージン・ギャラクティック」の宇宙船に乗り込み、宇宙空間の「際」まで飛行しました。
同氏は船の中で「(自分たちの世代に)これが可能なら、(次の世代では)一体どんなことが可能か、想像してみてほしい」とコメント。同社は来年にも商用の宇宙旅行サービスを開始する計画です。
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国際送金プラットフォーム「Wise」がロンドン証券取引所への直接上場を果たした。以前は「TransferWise」として知られていた会社だ。
創業は2011年。銀行の国際送金は手数料が高い上に、時間もかかる。これを「バカげている」と感じたのが創業の起点だ。
解決策はシンプルだ。国際送金したいユーザーをマッチングし、国内同士でやり取りを完結させる。こうすれば高い手数料もいらず、スムーズだ。トンチのような話だが、これが功を奏した。
アクティブ顧客数は2021年3月までの一年で600万件、そのうち570万件が個人だ。決済総額は同じく年間544億ポンド(≒8.2兆円)。うち法人は123億ポンド(23%)を占める。
低コストが売りだけあって、テイクレートは0.77%と低い。それでも2021年3月期の売上高は4.21億ポンド、調整後EBITDAは1.09億ポンドと高収益だ。
近年は単なる送金サービスからの転身を図ってきた。すでに160万件のデビットカードを発行し、56もの通貨で利用されている。APIによって銀行や企業の必須ツールとして浸透させる戦略も進める。
使命に掲げるのは「お金の国境をなくす」こと。最終的には手数料を無料にすると宣言している。目指しているのは、銀行の海外口座を丸ごとリプレイスすることだ。
食料品スーパー「ライフ」を展開するライフコーポレーションは9日、2021年3〜5月期決算を発表。営業収益は前年比2.2%減の1,909億円、営業利益は同じく3.4%減の84.2億円だった。
新型コロナ拡大はスーパーマーケット業界全体に急な追い風をもたらした。足元では影響が一巡し、6月の既存店売上は前年比101.8%で着地している。
直近で注力するのが「ネットスーパー」事業だ。国内のベンチャー企業「10X」と協業し、初のモバイルアプリ『ライフネットスーパーアプリ』を3月から提供を開始している。
配送面では間口ホールディングスと共同、ラストワンマイルを担う新会社「ライフホームデリバリー」を4月に設立。ネットスーパーや来店宅配サービスで安定した配送網を構築すべく取り組んでいる。
2019年9月に始めたAmazonプライム会員向けサービスは、配送地域を東京都23区と都下4市、神奈川県5市、千葉県13市、埼玉県1市、近畿圏では大阪市22区と府下18市、兵庫県1市に拡大した。
前年比では減収となった一方、荒利率が改善。一方で販管費は増加傾向で、採用強化による人件費増、新規出店、EC強化による物件費も拡大。通期での営業利益は190億円(前年比31%減)を見込む。
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ECサイトの構築・運用支援を手がけるSaaS企業「VTEX」が近く上場予定だ。ブラジルで創業し、中南米を中心に事業を展開している。
ShopifyやBASEなどが中小企業向けに焦点を置く一方、VTEXの顧客はほとんどが大企業。 ソニーやマクドナルド、ネスレ、ユニリーバ、リーバイスも利用する。
設立は2000年だが、SaaS事業に本格進出したのは12年前のこと。ウォルマートのブラジル向けECサイト開設プロジェクトに関わったのがきっかけだ。
業態転換に至るストーリーから事業モデルまで、昨日の記事でご紹介した。是非チェックしていただきたい。
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