おはようございます。 米通信大手のベライゾンは、YahooやAOLなどのメディア資産売却を検討しているようです。
ベライゾンは2000年にベル・アトランティックとGTEの統合により設立され、2015年にAOLを44億ドル、2017年には45億ドルでYahooを買収しました。
しかし、デジタルメディアの世界はGoogleやFacebook、TikTokのようなプラットフォームが強くなるばかり。今後の再編に注目したいところ。
Shutterstock
サイバーエージェントが好調だ。1〜3月期の売上高は前年比26.6%増の1,634億円。営業利益は同じく2.1倍の258億円と急増した。
特に好調だったのがゲーム事業。前年比42.7%増の売上639億円、営業利益は232億円(同122%増)。『ウマ娘』など2タイトルが初速好調となった。
広告事業も堅調で、売上高は前年比10.8%増の806億円。営業利益も72.3億円と過去最高を更新した。
通期の営業利益目標はすでに達成、藤田社長も「こんなことは上場以来初めて」。新たな予想では、売上6,000億円、営業利益575〜625億円と大幅に増額した。
異例の好業績の理由が2月24日リリースの『ウマ娘プリティダービー』。実在競走馬をモデルにした「ウマ娘」たちが「トゥインクル・シリーズ」を目指す育成ゲームだ。
2016年にプロジェクトを開始し、5年の歳月をかけてゲームを開発。現実をできる限り「忠実」に表現し、競馬ファンも熱狂するコンテンツに仕上がった。
当初は2018年にリリースする計画だったが、全体的なクオリティ向上、完成度を高めることに注力。一方ではマンガやLiveイベント、アニメといったクロスメディアを2016年から展開した。
この結果が、約1.5か月で500万ダウンロード突破という大ヒットだ。完全な自社IPなので収益性は高く、経営レベルでも大きな意味がある。
今後も配信番組やCD・グッズ販売に加え、育成シナリオやフレンド機能の追加、海外展開も進める。現在はブームのような状況だが、ロングランヒットを目指す。
Strainer
Alphabetの成長を牽引する事業の一つが「Google Cloud」だ。
売上高は前年比46%増の40億ドルに拡大した。営業損益は9.7億ドルの赤字だが、開示されている直近1年強では最も小さな水準。
決算カンファレンスコールで、CFOのルース・ポラット氏が「今回は減価償却などの一次要因が大きかった」とコメント。あくまで長期目線での積極投資を続けていく方針だとした。
Googleはクラウド事業で、一つ興味深いアプローチで顧客獲得を進めている。昨日の記事でご紹介したので、ぜひチェックしていただきたい。
Apple Newsroom
Appleが2021年1〜3月期決算を発表。売上高は前年比54%増の896億ドルと、2Qとしては記録的な増収となった。
営業利益は同じく114%増の275億ドル。海外売上比率が全体の67%を占めるなど、グローバルでの成功をアピールした。
製品別の売上構成を見ると、依然として力強いのがiPhoneの販売だ。売上高は前年比65%増の479億ドル。MacとiPadの売上もそれぞれ前年比70%増を上回った。
アプリ課金などのサービス収入や、ウェアラブル・アクセサリ製品も堅調な拡大が続く。サービス収入は前年比27%増の169億ドルで過去最大の売上だ。
26日には『iOS 14.5』を発表。Apple WatchでiPhoneのロックを解除できるなど、プライバシー周りの機能を拡充した。
つい先日にもAppleは、iMacやiPad Pro、AirTagを中心に新たな製品を発表したばかり。4月末から5月の後半にかけて発売される予定で、次回決算への影響が見込まれる。
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